何年かぶりに、クリストファー・ノーラン監督の「インターステラー」を観ました。もう10年も前の作品になりますが、わたしはクリストファー・ノーラン監督の作品のなかでは、「ぎりぎり理解できる」この作品が一番好き。2020年にコロナに初感染して、東京都のホテルでカンヅメだったときに、「TENET」を2回観ましたが、こちらは、まったくわからなかった。宇宙映画の映像としても、「引き波」も「凍った雲」も、想像を絶する世界が視覚化されているすごさ。そのようなシーンが、連続で迫るなか、理解が追いつかなくなりつつ、ぎりぎりわかる面白さとすごさです。
そんななか、今回、わたしが見出したこの作品の核心は、「正直レベル」です。それは、「誠実な嘘」をつきながら、みんなが大切なもののために命をかけているということです。無理な結論が出ていても、無理な見込みでも、大切な人のために、次の行動を選択する。
わたしは俳優のなかでは、アン・ハサウェイひいきですので、最後に、パパが約束したから、帰ると信じながら、Hamiltonの時計を見るアン・ハサウェイにも、誠実な好意を抱いて、応援したくなる。たぶん、もう1回観るかも。できれば、映画館で再演してほしいなぁ。
(Visited 2 times, 2 visits today)
コメント