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人間というのは、常に他の人々に対して、箱の中にいるか外にいるかどちらかである。箱の中に入っていようと外にいようと外から見た行動は変わらないが、他の人々に及ぼす影響は大いに違ってくる。
『自分の小さな「箱」から脱出する方法』アービンジャー インスティチュート
もったいない。「関係」に悩むスタッフがいかに多いことか。もちろん、私も。人との関係でうまくいかない対処は、自然に接していたら、自然に溝がなくなり、自然に大丈夫になった、という経験を思いだすくらい。
「関係に」悩むスタッフにどう声をかけてあげたらいいのか?、私もわからないまま、大人になった。
寄藤 文平(よりふじ ぶんぺい さん、と読みます)さんのデザインで、「おやつ本?(失礼)」と思って、買わないでいた1冊を読んでみました。
こちら。
- 作者: アービンジャーインスティチュート,金森重樹,冨永星
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2006/10/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 148人 クリック: 3,285回
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あー、はやく、読めばよかった。
誰か教えてよー、この本いいぜって。
日本のアマゾンでは、(196 customer reviews)で、134人が5つ星。
1.箱の外と中
「箱の外=人は、自分を他の人々に囲まれた一個人だと感じている。箱の中=人は、自分を物に囲まれた一個人だと感じている」これが、箱の外と中の違い。
2.人間関係のテクニックは、第一原則ではありえない
「相手が自分をどう思っているのかを感じることが、できます」。ですから、臨床心理系のプロなら、テクニックで「見抜けない術」が使えるのかもしれませんが、私には無理。「他の人にすべきだと感じたことに背く行動をしない」こと。背く行動をすると、自動スイッチがはいって箱に入ってしまう。
3.自分をあるがままの人間として受け止めてもらえること
ダメな自分も、いい自分もあるがまま受け止めてもらえた経験はありますか?。このときに、人は力を発揮できる。それは、その相手が、箱の外で自分に接してくれたから。
自然に、フラットに、見渡したときに「すべてがうまくいく感」を味わっていたのは、このことなのかも知れない。分岐点は、「他の人にすべきだと感じたことに背く行動をしない」こと。
気づき)
・今月からブログを平日毎日書く目標は、中止。書きたいときに書きますー。
・心を自由にすることが、いちばんなので。
・この本、スタッフにプレゼントするかなー。
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