今年もたくさんの読書ができました。読むことによって、世界の見え方が変わった経験もできました。
一生を書けて人は、どれくらいのことを書けるのか。その手応えを確かめたくて、今年は村上春樹の全集を読んでみました。 講談社の「村上春樹全作品 1979~1989 全8巻セット」は読了しましたよ。
この時代の作品は、ノルウェイの森しか読んだことがありませんでした。8冊まとめて読んで、私が感じた村上春樹のテーマとは何か。日常のなかで、自分を軸にした「捉え直し」をしたときに、まわりの日常の方が、ぐわっと変化してしまう。そのときに、自分という軸は、いったいどんな軸だったのか、という問いがテーマだと思うのです。
材料はどこでもよくて、どんな曲を聞きたいか、というよりも、どんな風にその曲を聞きたいのか、というニュアンスです。写真で見るよりも、あの人に、その場面を語ってもらいたいという感覚です。あの人とは、軸をもった人ですから、その人の軸で、世界を「捉え直し」してもらうと、世界が変わっちゃうんです。
そういう軸で、場を作れる人っていますよね ?
「何のために、何をするのか」も大切ですが、「どのように」それをするのかが、さらに大切な時代になると思うのです。
もとねすメモ)何冊か、よかった本をメモしようと思っていたのですが、村上春樹でいっぱいになってしまいました。また、後日 !
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