いつの間にか、第二版が発売されていたUse’s Guide.

 昨日は、定例のEBM勉強会。治療論文のチェックリストも、題材の論文もわかっているはず。しかし、SGDでどんなディスカッションがされるか?、わからない。参加者もチュートリアルも緊張する。

 前回のおさらいと、User’s Guideを中心にした治療論文の使い方の講義のあと、和訳されたジャーナルを輪読。題材は、以前に紹介したRENAAL試験。

Effects of losartan on renal and cardiovascular outcomes in patients with type 2 diabetes and nephropathy

N Engl J Med. 2001 Sep 20;345(12):861-9.

 SGD30分という短い時間で私なりのゴールを決めた。

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1.時間内にチェックリスト6つが、「わからなくても」解答できていること

2.フリーディスカッションで、何でも質問

3.まとめのフィードバック

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 とても進行のしやすいグループだった。

 それも事務局長から「グループワークは、教えるからダメなんだよ」との助言をえたからだ。教えなきゃいい。教えようとするから、相手がみえなくなって、早口になる。レベレッジの教えによれば、1つでも本人が「あ~、すげっ」というおみやげが学習会で得られればいい。そう思って、リラックスしながら進められた。

「で、intention – to – treatって?」と最後に質問。

 何度も説明されたはずだが、今日のポイントの1つ。SGD効果に感謝。で、みんなで考えた。

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 わたしとあなたの2人がリレンザを処方してもらって、私だけ効果があった。

 これは、有効率は1人/2人で50%。これがITT解析。

 あなたは薬が嫌いなので、実はリレンザを捨てた。

 薬が最終的に投与された人はわたしだけなので、有効率は1人/1人=100%。

 これがper protcol解析。

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 がってん?らしい。いいね~。

 復習のために、David L. Sackett版原本のテキストで復習した。

 もう9年前の本だが現役。

治療の論文を読むときのチェックリスト

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 1. Was the assignment of patients to treatment randomized?

  And was the randomization list concealed?

 2. Was follow-up of patients sufficiently long and complete?

 3. Were all patients analyzed in the groups to which they were randomized?

  Some less important points:

 4. Were patients and clinicians kept blind to treatment?

 5. Were groups treated equally, apart from the experimental therapy?

 6. Were the groups similar at the start of the trial?

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Thanks a million for everyone’s help.

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カテゴリー: EBMコーチング教育

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