その論文を書く前に、倫理を(2) beauchamp and childressの4大原則

 Googleプロジェクトの1つに世界中の本をスキャンして、公開する「Google Books Library Project」。世界中の知を世界中で共有できることに、私は賛成です。国内にいながら米国の原著が読め、フランスもドイツも日本の古典さえ読めてしまう。そして、貧富の差も超える。一覧ができて携帯したい人は書籍を買う、というスタイルになるのでしょうか。

 理科大薬学部小茂田昌代先生の「<臨床研究を目指して> 第1回 論文の書き方」のつづきです。おさえておきたい研究上の倫理を、1つづつ紹介します。

今回は、大原則と紹介された、 beauchamp and childressの4大原則。

Principles of Biomedical Ethics

Principles of Biomedical Ethics

 おどろいたことに、この書籍は、すでにGoogleプロジェクトで公開されています。全文が無料で読めます。

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“Principles of Biomedical Ethics”

beauchamp and childressの4大原則

1. Justice 公正

2. Beneficence 善行

3. Non-maleficence 無危性

4. Autonomy 自立性

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 どれも当たり前ですが、研究する立場になると、被験者に対してやっちゃっていないか?

 ちゃんとチェックする必要がありそうです。

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