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複合エンドポイントでよくわからなかったUKPDS

これまでは、1型糖尿病のデータが主でしたが、1998年にこのUKPDSが2型でも大血管合併症について強化療法による合併症抑制効果を示した10年間の調査報告。この後に「メトホルミン」があまり日本で使用されていないことがしばらく話題になった。I...
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ロサルタンで心血管イベントが減少した?

LosartanでRENAAL試験ときたら、当時はLIFE試験も読んだものです。 このころにはじめて臨床試験の評価データベースに打ち込みはじめました。Effects of losartan on cardiovascular morbidi...
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ARBが腎機能悪化や末期腎不全の進行を抑制した初期の報告

読んで起きたい論文の1つ、RENAAL試験。 この論文で、当時はじめて新薬評価をしました。Effects of losartan on renal and cardiovascular outcomes in patients with t...
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家族性高コレステロール血症へのスタチンの効果:長期間のコホート研究

────────────────────────────────・スタチンの投与で、一般の人と同じくらいの心疾患リスクにもどる というイメージだろうか・12年という期間で、やっと安定した効果がでたいい論文だと思う・低用量といってもオランダで...
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糖尿病の強化療法で異なる結果 2)ADVANCE試験

こちらは、ADVANCE試験Intensive Blood Glucose Control and Vascular Outcomes in Patients with Type 2 DiabetesThe ADVANCE Collabor...
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定型、非定型の抗精神病薬で突然の心臓死リスク

リスクは知っておかないといけない。 原著は、非定型抗精神病薬と突然の心疾患死だが、まとめは、定型向精神病薬も同様、と書いてあるので、このブログの題もそのように修正しておいた。 心にとめておくべき安全性情報だ。────────────────...
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糖尿病の強化療法で異なる結果 1)ACCORD試験

糖尿病強化療法で2つの臨床試験で異なる結論。 ACCORD試験とADVANCE試験、どちらの試験でも大血管性疾患予防効果は確認されなかった試験。 しかもACCORD試験では強化療法群のほうが心血管疾患による死亡率が有意に高かった。ただし、A...
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デュロキセチン(SNRI)が糖尿病性末梢神経障害と線維筋痛症を改善して、腹圧性尿失禁症状にも効果があるかもしれない、って?

────────────────────────────────・Duloxetine(SNRI)がずいぶん騒がれています。 もともとは、うつ病、糖尿病性末梢神経障害の痛みの薬剤。 →これが線維筋痛症(FMS)の痛みを軽減し、腹圧性尿失禁症...
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ピロリ除菌をしても胃がんには関係ない

中国のハイリスク層における胃癌予防のためのヘリコバクターピロリ除菌Helicobacter pylori eradication to prevent gastric cancer in a high-risk region of Chin...
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論文の書き方(1) FIRMNESS

FIRMNESSF = FeasibleI = InterestingR = RelevantM = MeasurableN = NovelE = EthicalS = StructuredS = Specificこちらは、この日本語の書籍...