看護学校の学生に聞かれた薬害と薬事法。たくさんの薬害年表があるが、何が重要か、自分を通過した項目で重要なものを抜き出したい。それは、必ず伝わるので。
「薬は社会的財産、製薬会社のものではない。」という話を聞いた。開発した企業の特許価値をすぎ、多くの人の協力でできた医薬品だから、最終的には社会にしみわたるように還元されるという意味だろうか。
さて、今回改訂した年表は、以下のとおり。
■国内
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サリドマイド 1967年薬務局長通知 承認制度全般、副作用モニター、再評価、GMP
スモン 1979年薬事法の改正 緊急命令、廃棄、回収、承認取消権限、副作用基金
薬害エイズ 1997年組織改編 規制と産業振興の分離、危機管理マニュアル
薬害ヤコブ * 生物由来医薬品救済制度
薬害C型肝炎 * *医薬品行政のあり方検討会中間報告
薬害イレッサ * *
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■海外
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サリドマイド 2007年FDA改革法 REMS(サリドマイド使用制限)
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薬害の禍根をどう行政にいかそうとしているのか。「見ているぞ」というスタンスをつづけよう。
薬のことで不安のない未来になるよう、過去の間違いは責任をもってうめたい。
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