2024年もありがとうございます

まだ、今年は終わっておりませんが、もうすぐ年明けです。

よくできたことも、いまいちだったこともありますが、「やった」ことは誇りにしたいです。限りある2024年という52週間のなかで、ルーチンとして仕込んだ基礎を見直しながら、同時に、新しい問いに来年も出会えますように。

2024年もありがとうございます。

私はできあがった弁当を彼に渡す時、調理場の人が見ていないのを確認してから「サービスです」と言って小さい漬物パックを素早くビニール袋に入れた。創路功二郎はにっこり笑い「ありがとう」と言った。可愛いね、と言われた時は平気だったのに、その「ありがとう」に私は耳まで真っ赤になっていくのを感じた。

恋愛中毒 (角川文庫), 山本 文緒

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