人々が楽しむのは統制されているという感覚ではなく、困難な状況の中で統制を行っているという感覚なのである。挑戦と能力。二つの軸。
欲張らないプロジェクトマネジメントとは、イシューに集中するマネジメントだと思います。2010年度も残すところ1ヶ月を切り、予定していた年間プロジェクトをどのくらい達成したのか、測定しています。30くらいあるうちの半分くらい達成していたら、上等でしょう。
そして、同時に来年度の方針を固めなければなりません。すでに今年は12月に主任・副主任を招集して、プロコン(Pros&Cons)比較をしたので、大まかな課題は出しました。しかし、職場会議でそれを決裁するまでに、もうひとがんばり必要そうなので、私自身の覚悟として「方針に臨むメモ」を記しておこうと思います。
1.フローで包む
「すごい会議」でも紹介されていたように「これまでに達成できていること」を最初に確認することは、重要です。会議にかかわらず、会話でも褒めることからはじめる。「褒めー指摘ー褒め」というサンドウィッチフィードバックもEBMのスモールグループディスカッションでは定石ですね。このスタートを切る姿勢は、コントロールをする側が、フローな状態で臨むということです。「フローになるだろうな」と自ら思い込んで、その会議に臨むと、本当にその場はフローになります。
2.3つのカテゴリー
イシューマネジメントを病院経営にとりいれるときに、3つのカテゴリーはあらかじめ設定しておきたい。次年度方針のディスカッションをすると薬剤業務そのものの仮設ドリブンにテーマが集中するはずだ。もちろん新人薬剤師はそれでOKかもしれないが、薬局長も含め、業務内容だけでミッションステートメントを完成させるわけにはいかないだろう。
本来は1つの大きなイシューになるはずですが、まずは、薬剤部門ならば「薬剤業務イシュー」「経営(薬剤部門)イシュー」「ミッション(病院固有)イシュー」の3点で、仮設ドリブンを行うとスムーズだと思います。
3.最重要のイシューのみに集中する
こういうことを行えば意味(インパクト)がある「イシューマネジメント」ととりいれる。職場内にこのことを知らない場合でも、少なくとマネジメントをするあなたは、イシューマネジメントに学び、
年間で達成したいイシューは、最重要の3点くらいに絞った方が管理者も職員も気が楽かも知れません。課題出しをするとすぐに、100、200くらいになると思います。それをそのまま役割分担と、12ヶ月の進捗予定に組み込んでWBS(work breakdown structure)を作成しても、おそらく3ヶ月と成果はでないでしょう。課題として認識するために、課題リストを持っていくことはいいとしても、死守して達成するイシューは、組織として3つくらいにした方がいいと思います。イシューありき。
これから)今年は富士山登頂計画を考えています。
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