感染委員会の看護師さんから「小論文の書き方を教えて下さい…」と声をかけられました。大学で感染制御を学ぶために、小論文の試験があるそうです。
書き方を教える自信はありませんが、せっかくの依頼ですので引き受けることにしました。30分のレクチャーでしたので、重点を3点に。
● なぜ、小論文を書くのか。
小論文は、読む人を動かすために書きます。今回は「この看護師を入学させたい」と思わせるような小論文を書く必要があります。小論文で採否が決まるなら、「あなたは、だれ?」に答えるつもりで、自分への取材をするような感じで書くこと。
● 論理的に伝えるためには、まず接続詞
疑問、反発、理解の程度をいくらビックリマークをならべても!!!!!、伝わりません。読む人を迷子にさせないために、正しい接続詞を使いましょう。
● 主張→理由→事例の順で、伝える
主張が伝わりやすい基本的な順序は、この順です。「・・・だ(主張)。なぜなら・・・(理由)。たとえば・・・(事実)。」
この3点だけ理解してもらい、あとは、MOOCで添削してもらった私の小論文を紹介して、具体的なイメージをもってもらいました。
レクチャー後に「書きたくなりました!」と言っていただけたので、安心しています。
もとねすメモ)無事に合格されたようです。よかった !
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