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なぜ、小論文を書くのか

感染委員会の看護師さんから「小論文の書き方を教えて下さい…」と声をかけられました。大学で感染制御を学ぶために、小論文の試験があるそうです。  書き方を教える自信はありませんが、せっかくの依頼ですので引き受けることにしました。30分のレクチャ...
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手洗いで救えること【世界手洗いの日】10月5日

10月15日は、「世界手洗いの日」。ゼンメルワイスの産褥熱の歴史にはじまり、手洗いは古くからある基本的な手法ながらも、実践が難しい。しかし、正しい手洗いをすることで、子どもたちの命も、接触感染のリスクも減少させられるのですから、真剣に取り組...
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CDCの手洗いポスター【CDC Hand Hygiene Resource】もちろん無料で

教育資材としての手洗いポスターは、いろいろありますね。  米国疾病予防管理センターでも、手洗いポスターが公開されています。  スクリーンセーバーもあるようです。  ポスターを手洗いの場所に掲示して、定期的に張り替えるといい刺激になるかも。 ...
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5月5日は、WHOの手指衛生の日【SAVE LIVES: Clean Your Hands】

世界保健機構(WHO)が呼びかけている "SAVE LIVES: Clean Your Hands" のキャンペーン。 5月5日は、WHOの「手指衛生の日」。手指衛生の遵守向上による患者安全の確立を呼びかけているようです。 ポスターなどの資...
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「正しくマスクを着用できる人」は信頼できる

マスクをちゃんと着けていない人を見ると、電車のなかでさえも、つい声をかけたくなってしまいます。私の通勤ルートに限ってみれば、正しいマスクの装着率は、30%くらいでしょうか...  電車のなかで、マスク装着の講義をするわけにはいきませんので、...
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入院患者さんにVCMを投与するとやがてVREに変異する?

感染対策をテーマに耐性菌について、スタッフとランチミーティングで勉強をしました。すると、「黄色ブドウ球菌(MSSA)に感染している患者さんに、抗生剤の不適切な使用をしたら、その患者さんのMSSAは、MRSAに耐性化されますか?」と質問を受け...
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インフルエンザの出席停止は「発症後5日を経過し、かつ解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで」

2012年4月より改定となった学校保健安全法。「インフルエンザ」「百日咳」「流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)」など学校で流行しやすい第二種感染症の「出席停止」基準が改定されています。スタッフが、インフルエンザ感染した場合に、何日休むのが適当な...
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厚生労働省の無料メールマガジン「感染症エクスプレス」に登録してみた

昨年からスタートしていた厚生労働省のメールマガジン「感染症エクスプレス」に登録してみました。このサービスは、「感染症の診療に携わる全国の医療関係者の皆様へ、感染症に関する情報を直接かつ定期的にお届けするメールマガジン」とのことです。  ・コ...
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「生きなおす」ことへの医療従事者がアプローチするために知っておきたいメモ

1981年に米国で初めてエイズの報告がされてから30年、1997年の薬害エイズ和解から15年が経過しました。一方で、HIV感染症は、避けて通るのが常識となりつつあり、エイズ拠点病院を指定せざるを得ない経過で、ここまできました。エイズ治療を長...
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静脈穿刺前の滅菌手袋のルーチン化で血液培養のコンタミネーションが減少

血培の疑陽性(本当は陰性なのに陽性と判断)は、不要な抗生剤の投与、医療費のコストとなる。ランダム化比較試験で、滅菌手袋をルーチンで使用すると血液培養のコンタミネーションを減少させたという報告。 Effect of Routine Steri...