薬害を覚悟する本20)サリドマイド物語

科学における持続的な改革とは、要するに、新しい知識を獲得し、事実によって過ちを訂正していくことである。ここでは感情的に腹をたてたり、旧来の立場に執着するのではなく、真の対話を通して、つまり相手の話を聞き、自分たちの主張を徹底的に吟味し、しかも相手の主張を敵対するものと見なすことなく、むしろ同様な目標を持った味方の主張として吟味することによって持続的な改革ができるのである。

 科学者として心にふまえたいのは、このレンツ博士からのメッセージ。

 病院の図書室で発見した診療所所長の寄贈書。あらためて読んでみると、学びがたくさん。サリドマイドの安全性をめぐってのジャーナルでの論考もあり。

サリドマイド物語

サリドマイド物語

これから)法人薬事事務局、ちょっと風邪気味

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