年末に、映画「そして、バトンは渡された」を観ました。すでに何年か前に原作を読んだ作品ですが、映画もあることを知って、レンタルしたのです。
原作はとても読みやすく、大きなメッセージを主題に抱えつつも、それに纏わるキャラクターがとても愛らしく、すーっ、と読み切った感触を覚えています。
こういう本を読んだあとに、映画を見てしまうと、原作のキャラクターはすべて映画の俳優さんたちに置き換えられてしまう。
ま、それは仕方のないこととして、鑑賞させていただくことにしました。
おそらく原作通りに展開され、2時間はあっという間に。たいへん満足な作品に仕上がっていました。俳優さんたちも、イメージにぴったり。配役も演技も、うまい!
で、あまり、細かいことに気が付かない私ですが、優子ちゃん役の永野芽郁さんが高校時代に合唱コンクールのプレで、音楽室で一曲弾く場面があります。
ドビュッシーのアラベスク第一番
これが、私にはいい感じ。
この映画がきっかけで、ドビュッシーが気になるとは想像もしませんでしたが、ストーリーを軸に、俳優さんに気持ちが寄り添って、最後はドビュッシーが気になってしまう。
あー。原作もよいし、映画もよし。いい時間をありがとうございます。
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