セルフコーチをしたときの自分評価

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鈴木敏恵の連載「クオリティーオブキャリア」看護管理2010.7より

 先週の土曜日に、プロジェクト学習を学びに横浜に。小学校の先生や、看護師さん、さまざまな事例を浴びてきました。コーチング、カウンセリング、EBMと同様に、学びは支える側自らも学ぶ側に立ったときに、成り立つと思います。

 ですから、新しい学びを受け入れる時には、辛さを味わう。これまでの教育手法が、Command(命令)というレベルから、Teach(教える)にシフトし、今はCoach(気づき、促し)。いままでコーチをしていた人がいなくなっても、自分で自分をセルフコーチするというレベル。自己を第三者的に離れてみて声をか
けてあげるメタ認知のレベル。
 さらに、この段階では今までの人生の評価スケールが変わります。つまり、Teachまでは教えてくれる側の人が定量的、定性的な評価をくれていたわけですが、セルフコーチレベルでは、自分で自分の評価をする。それをさらに他者かもメッセージをもらう。

 何をいまさら。

 なのですが、自分で自分の人生をふり返ると、いったいどうなるか?
 クオリティキャリアシートに自分のキャリア(セルフコーチなので、世俗的ではなく自分が価値があると思った出来事や達成)を一生分書き出すと、驚くことに気がつきました。

 いままで求めていたことじゃない、大切なこと=(    )。

 自分はよく見られたい、できる人になりたいと少しは思っていたのですが、40年近くの人生をふり返った時に、他人からの評価が大切なことって、実はあまりないのです。そうすると、明日からどう生きるか。今年はどうするかの計画が変わりました。横浜からの帰り道、苦しい考える時間に私は入りました。どんなプランをこれから描くのか、まだわかりませんが、これからもよろしくお願いいたします。

気づき)
 ・小学生用のシート「あなたは将来、どんな人になりたいですか?」成人しているあなたなら、何と答えますか?
 ・小学生用のシート「そのためにつづけたいこと、やめたいことは何ですか?」成人しているあなたなら、何と答えますか?
 ・他人との関わりのなかで、自己がわかってくる

これから)
 職責会議で各委員会担当の見直し、職場でお一人結婚のため(おめでとう!)いろいろな書類の名前変更、プレガバリン(Pregabalin)の自殺関連報告の確認、医療安全委員会、オーダリング委員会

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