クローゼットにふらりと行ったら、箱根にある日帰り温泉の回数券を見つけました。自分で買った回数券なのに、すっかり忘れていました。
10年以上も前のこと。毎年秋になると私たちは有志で、EBMの合宿を箱根で開催していました。ひたすら論文を読んでディスカッションをして、温泉には入らずに帰宅するという、尋常じゃない企画です。
それでも事務局メンバーは、前泊で温泉付きの安宿に一泊できましたし、少しの散歩と、土地のランチなどもいただけましたので、「きょう、ロマンスカーで。」の宣伝どおりのいい気分に浸ったものです。
ところで、箱根って、何がよいのか。
わからないまま一生が終わってしまう危機感すら覚えた私は、徹底的に箱根に通ってみようと思い日帰り温泉の回数券と、ロマンスカーの回数券を買ったのです。これで、少なくとも月に1回は、箱根に行く理由ができたました。無理矢理に、リラクゼーションの時間を確保です。
そんな回数券が、クローゼットから出てきました。
きっと忙しくて、使い切れなかったのでしょうね。
ちょっともったいない。
でも、忘れることができるって、都合がいいですね。
何度でも幸せになれる、ということですから。
もとねすメモ)忘れる=覚えていたはずのことが思い出せなくなる。他のことに心を奪われて,一時的にそのことを意識しなくなる。うっかりして,物を置いたままにする。しなければならないことをしないでいる。思い切る。
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