いま思えば、カセットに録音したLPアルバムは、聴き応えがありました。自分が聴きたい曲の順番になるまで、最初の1曲目から聞いて、しらばく待たなければならなかったからです。
窮屈な制限でしたが、あのころの夏が1曲分ではなく、まるごとアルバム1枚分に詰め込まれているというのは、豊かなものです。何十年たっても、だんだんといまの自分がメルトダウンしていき、あのころの感覚だけが残されます。
だから、やっぱりアルバムは、そのまま聴きたい。
クラウドから楽曲が配信される時代には、自分がよく聴く曲がログされて、好みの曲を薦めてくれるのでしょうね。一見、好みではない曲にも出会わさせてくれる妙味のあるアルゴリズムだったら、いいな。
今日も1日すごしましょう。
もとねすメモ)聞く側もじっくり付き合った方がいいかもですね。
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