疫学における観察研究報告の強化(STROBE):観察研究報告のガイドライン
The Strengthening the Reporting of Observational Studies in Epidemiology (STROBE) Statement: Guidelines for Reporting Observational Studies
「生物医学研究の多くは、観察研究で、その報告は往々にして不十分であり、研究の強さと弱さ、および一般化可能性generalisabilityの評価を妨げている」ではじまるSTROBE声明。コホート研究cohort study、症例対照研究case-control study、および横断研究cross-sectional studyの3つの主要な私見を定めている。
また、「RCTによって、試験で実施された介入に関するすべての重要な課題に対し、解答を見いだすことは不可能であり、観察研究は、治療のごくまれな有害作用adverse effectまたは遅発性の副作用を検出するのに適しており、また日常診療で達成できることが提示されやすい」と補足している。
観察研究からも多くを学ぼう。
22項目のチェックリスト(the STROBE Statement)は日本語でも読める。
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