もともと人生なんて初めての連続ではないのか
『計画と無計画のあいだ』三島邦弘・著 河出書房新社
大阪府の診療所委員会の第355回例会「第2回EBMワークショップ」にチューター参加させていただきました。お誘いいただきました @TA_NTO さん、お迎えツイートいただきました @neyapen さん、ありがとうございます。
久しぶりのEBMワークショップ他流試合(?)でしたが、咽頭痛で私はほとんど、しゃべれず。しかし、先生方のチームワークと気づき促す質問の連続に、多くの学びをいただきました。感謝を込めてメモ。
日時 | 平成23年11月20日(日)13:00-17:00 |
テキスト | CASP(Critical Appraisal Skills Programme) |
参加人数 | 約40人(6グループ) |
場所 | 大阪大学中之島センター7Fセミナー室 |
・みなさんちゃんと予習されていました(資料は事前にメール配布)
・時間配分もとても勉強になります。
・英語の論文なので、単語帳がついていました。
13:00~13:30 臨床課題のPECOとRCTを中心に解説
13:30~13:45 シナリオ劇場
13:45~14:30 グループワーク
14:30~15:00 フィードバックセッション
15:00~16:00 グループワーク
16:00~17:00 フィードバックセッション+全体セッション
1.Adult Learning
チューターは4歳でもできる。イントロのワークの説明に納得。論文なしでシャドープレイしたら、いい練習です。参加者が好き勝手やる「飛び跳ね現象」は、いまは本当に少なくなったので、「どうですか?」と聞いたら、しゃべらない。なるほど!。
2.「大丈夫、私がついている」といいながら、しゃべらない
嫌なことをしない。この鉄則が、グループでは徹底されていました。大丈夫よ、といいながら何もいわず、参加者にしゃべってもらう。必要なときには、曖昧にせずに言う。すごい技です。チューターが、次のチューターを育てる構造ができているのも、すごい。Patientの部分で患者さんの病歴や薬歴などの病状ステータスだけでなく「どんな物語りで生きているのか?」をフォローしよう、というのは本当にそうだな、と。
3.CASP劇場「心の声」
患者さんのシナリオを、劇団CASPのみなさんが演じてくれました(上の写真;指示あれば削除します)。1枚のシナリオは劇団の演技と脚本のおかげで、薬剤師の悩みに広がりと深みをくれました。ポイントは、この右側で演じられている「心の声」です。ふつう心の声は、「患者さんの心の声」かと思うのですが、これは「薬剤師の心の声」。すごいですねー!。
テーマについて学べるということは、幸せです。
関西に引っ越そうかな?、と思ってしまうくらい、心地よかったです。
第2回EBMワークショップをご準備、ご参加されたみなさまに、感謝申し上げます。
気づき)
・ほどよい「知らないつながりグループ」も、学びにはちょうどいい
・予習して、集中して、4時間1論文
・EBMのワークが、途絶えずにつづく秘訣について
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