
島根の友人に会いに行く道中で、一畑電車に乗りました。この一畑電車は、1912年創業のローカル路線で、最近では映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」の舞台にもなったそうです。
そうとは知らずに、JR西日本の出雲市駅から、一畑電車に乗り換える際に、周遊券アプリがログアウトしてしまい、一畑電車には絶対に間に合わない展開になりました。
とにかく一畑電車の切符売り場で、切符を購入しながら、発車時刻はもう2分すぎようとしていましたが、駅員さんは「大丈夫、電車は待っているから、大丈夫」と、必死にわたしに声をかけてくれます。切符売り場からホームまでは、3階分の階段を駆け上がる必要もあり、都内なら、乗客を待つようなことはないでしょう。
私はもうダメだ、次の1時間後だ、と諦めながら切符を買い、入札して、ダッシュで階段を駆け上がり、見れば私の目の前にも、急足の荷物が重たいカップルもいて、待ち侘びた車両ドアに滑り込むのでした。
この後の川跡駅での乗り換えも、ベテランの車掌さんが、3本の車両の行き先を日本語と英語でアナウンスしながら、全員が!乗車してから、それぞれの車両が発車。
んー、お客さんに気遣いつつ、定期運行させるには、技というか、そうする先輩からの文化の継承みたいなものがあるのかも。ルールを守ることは大変ですが、お客さんを気遣いながらルールを守ることはもっと大変なはずです。
あの駅員さんの『大丈夫』は、単なる親切ではなく、長い時間をかけて培われた仕事の仕方なのかもしれない。それをどう継承させているのか、一畑電車の凄さに感動しました。
ツェッテルカステンを使うと、何を読み、どうメモするかをいやおうなく厳選するようになります。何をメモするかという条件はただひとつで、ツェッテルカステン内の議論に寄与するかどうかです。


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