看護部リーダー研修「コミュニケーション」(6)_影響を与える側

コミュニケーションをすることで、組織に何かしらの行動変化があるとすれば、それは「影響力を与える側」と「影響力を受ける側」の双方で、反応があったということでしょう。

そして、リーダーになる人には、まず、影響力を与える側にも、受ける側にも、どちらにも成りうることを自覚した方がよいですね。自分の立場を築きつつも、ときには、きちんと影響を受けて、組み立て直すくらいの素直さです。

そして、「影響を与える側」としての1つの要因は、「ポジションがある」ということです。たとえば「師長」は、公式なポジションですし、リーダーさんもそうです。「リーダーに言われたから」で動くのは、このポジションが影響力を公使ししているからです。

そして、2つ目の要因は、「個人の人間性」でしょう。スキルや知識はもちろん、態度、生まれつき持っている性質や本性まで。

3つ目の要因は、「人間関係」でしょうか。人と人との関わりやつながり、人間同士の付き合い方です。もちろん、相性の良い悪いはあって、それでも、集団や組織としてどう関わり合っていけますか、ということです。

影響力を行使するには、この3つの要因を意識することからでしょうか。

どんどん本を読んで色々なものを観てください。そしてどんどん忘れてください。それでも残っているのがあなたの知識です。

『機嫌のデザイン』・著 秋田道夫・著 ダイヤモンド社

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