災害医療に特別な準備をしていない病院のための3つのメモ

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 みなさんこんにちは。私の病院は、断水と建物の損壊で被災状態にあります。震災前は、調子よくやりくりしてきましたが、数日にして極度のストレスに見舞われながら、このブログを書いています。

 診療技術部の管理をしながら、薬局長をしながら、「災害医療に特別な準備をしていない病院のために役立つ情報」を3つ選びました。

1.緊急状態の初動体制

(社)日本内科学会専門医部会 災害医療支援ワーキンググループがまとめた初動体制のカードが公開されています。コンパクトに実践することだけが記載。

 私はこのカードを、すぐに対策本部長に手渡し、本部にホワイトボードを設置してもらいました。「ステータスボード」と名付け、水道や電気などのインフラ、各部署の状況、次回ミーティングの時間などを随時書き込んでいます。これで24時間、担当がチェンジしてもボードを見れば進捗状況が一目でわかるようになりました。

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2.<全スタッフ災害時行動指針>

 最初の地震があったときの全スタッフ災害時行動指針は、まだうまく整理ができていません。フォローできる方は、コメントをいただくか、twitterで、@MotoNesuまでメールをいただけると助かります。

 暫定的に以下のように取り決めました。

1)まず、身の安全を確認する。

・職場にいる場合は、患者さんの安全対策と避難誘導が第一。

・必要があれば機械等のスイッチを切る。火気点検!指定場所に避難する。

2)患者と職員全員の安否を確認し、被災状況を把握する。

3)災害対策本部の指示に従い、優先順位を立て、業務を分担(職種にかかわらず協力)

 *災害対策本部の指示した仕事が終わった後は、必ず報告する。

*職場にいない場合は、すみやかに所属長に連絡をとる。

 連絡がとれるまで連絡する。出勤が可能な職員は、できるだけ病院にかけつける

3.プロフェッショナルのための自分の心のケア

 まずは自分の心のケア。兵庫県立大学大学院看護学研究科の「命を守る知識と技術の情報館」から、3点抜粋します。身近にケアのできるワーカーさんがいたら、対策をとってもらう方がいいですね。

・何でもやろうとしていませんか?

 私たちも、一人の人間です。私たちがすべての物事に対応できるわけではありません。自分自身のストレスを自覚し、自分にも限界があることを知りましょう。そして、通常とは違う状況では、それは自然な反応であることを受け止めましょう。

・一人でやろうとしていませんか?

 忙しさや責任感から一人で頑張ってしまうことが多いです。一人で頑張ることは、自分の感情を押し込め、心の状態に気づけなくなることもあります。ペアを組んで活動をしたり、今抱えている仕事を仲間にも任せててみましょう。少し立ち止まり、周りを見渡し、あなたの側にいる仲間を信頼し、声を掛けてみましょう。

・自分のことを語れていますか?

 PTSDの予防としても、体験を語り、自分の感情を表出することが大切だといわれています。チームのメンバーや、自分にとって大切な人に考えや思いを話してみましょう。それにより、問題や気持ちの整理ができるでしょう。自分自身の体験やそれに伴う感情を無理に語ることは、再体験につながる危険性も指摘されています。いま語れることからはじめてみましょう。

 きっと未来にこのことをふりかえってよかったと思えるように

教訓:「国立病院機構 災害医療センター」の研修などを、早めに受講しましょう!

これから)今日はブログ無理だな、と思いましたが、ブログを書くことは私のリズムになってきているので、電車の運行が再開するまでの時間で書きました。これから1時間近く駅まで歩いて、発車時間を待ちます。みなさんも、お元気で!

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