1月に最大の恩恵をうけた3冊は、課題解決のための3冊です。研究計画、職場運営から管理部でたたかう時まで、あらゆる場面で「水平思考」と「垂直思考」が頭の中を行ったりきたりするようになりました。イシューや、相手のキースイッチをサーチして、なるべくわかりやすく説明する。
その「その方法は、こうですよ!」というテキストを3冊並べてみました。
- 作者: 安宅和人
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2010/11/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この1冊がすべて。何度も読み込んで、イメージを作っています。おかげで先週の「薬剤師と製薬会社の関係調査」については、5分で問題意識を共有できました。しかも、それぞれのロジックが結びついていて、贅肉をそぎ落とした1枚の提案書は、1月最大の自己成果。かなり飛び抜けた書き方をされていますので、以下の2冊で私は自分をフォローしています。
ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)
- 作者: 照屋華子,岡田恵子
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2001/04
- メディア: 単行本
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3冊のなかでは、もっとも古い。発売当初に市ケ谷の書店で購入して、線をたくさん引いて、翌日の会議で報告をしたものです。MECEやピラミッドストラクチャーで、why so ? を繰り返す図などは、ここから学びました。いまでも、何か提案をするときに、書くときも話すときも、この図が頭に思い浮かびます。
- 作者: 清水久三子
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2009/07/30
- メディア: 単行本
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著者の「プロの学び力」がとてもよかったのですが、こちらの「そもそも課題設定をどうするか?」も、とてもわかりやすい。ラテラルとロジカルをどういったりきたりするのか?そこまで教えていいの?というレベルまで答えてくれます。
これから)医療安全でごいっしょさせていただいた茨城がんセンターの看護師長さんは「課題が多く、〆切りに追われる」と医療安全科学院での研修をふり返っていました。「で、半年間でどうなったのですか?」と伺うと「大量の課題でもこなせるようになった」とおっしゃっていました。フォームを決めて、打ち込めば、意義ある活動を達成できるはずということなんだな、と感じました。もう今年も1ヶ月が終了しました。2,3月の目標を私も見直します。
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