Mr.Childrenの2年ぶりの新作「SENSE」を聴きながら、「立ち止まりながら進む次の未来」を感じています。ギターでCross RoadやINOSENT WORLDを歌っていたころが懐かしい。いつかすべてが解決して、何かが変わると思っていましたが、メンバーの楽曲を聴くといつまでも変わらないそのまま感が残っていて、いまの自分なりに歌詞を拾いたくなりました。
必然を 偶然を
すべて自分のもんにできたなら
現在を越えて行けるのに。。。
(擬態)
君は運命の人って思ったりして 間違いないよって念を押したりして
大きなスクランブルで立ち往生する
もし縁遠くなったって未練たらしくしちゃいそうで
なんだか怖いから。。。
また明日
(I’m talking about Lovin’)
例えば「自由」
例えば「夢」
盾にしてたどんなフレーズも
効力(ちから)を無くしたんだ
君が放つ稲光に魅せられて
「ひとりきりの方が気楽でいいや」
そんな臆病な言い逃れはもう終わりにしなくちゃ
(365日)
あまりリアル過ぎぬように いつの日か笑えるように
君の名は伏せるよ 匿名を使って
積み重ね合う嘘 つじつま合わせでもう
抱えきれなくなった荷物降ろした気分はどう?
(ロザリータ)
「僕はボクさ」と主張をしたって
僕もボクをよく知らなくて
ぐるぐる自分のしっぽを追いかけ回して
ひょっとしたらあなたの瞳に
いつか出会った本当の僕が
迷い込んでやしないかなぁ?
って探してみる
(fanfare)
Hey you その昔は英雄になれると勘違いしてた
テーブルでスタンバってたって何も運ばれちゃこないのに
(Prelude)
どうすれば どうすれば
君のいない景色を当たり前と思えんだろう
Forever
そんな甘いフレーズをまだ信じていたいんだよ
そう言えば 今思えば
僕らの周りにいくつもの愛がいつもあったよ
(Forever)
こうして歌詞のコンテクストをつなげてみると、どうしようもない自分を受け止めることに意味があることに気がつきます。愛を語っても、夢を語っても、小さな自分はかわらないままで、君と瞳が会った時の自分が本当の自分かも知れないというシナリオは、人としか傷つくこともつながることもできないことを改めて思い知らされます。残るものは誠実さしかなくて、だから人はまともな誠実さを自分のものにすることだけで精いっぱいなのだと思います。そして、それでいいのだ、と思っています。アルバム、ありがとうございます。
これから)人々が1年間で愛し合える日数(The days people can love each other in one year is …)、365日(365 days)って、とこですね。
- アーティスト: Mr.Children
- 出版社/メーカー: TOY’S FACTORY
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