ロジカルな改善方法を熟知していたら、職場や病院の運営がもっとやりやすいはずです。わかりやすい話し方、うまい運営には、必ずロジカルなパターンがあります。
1.システムズ・アプローチとは
戦争技術から産業界への技術転移の歴史からはじまります。ヒトラーが1936年にゲルニカ空爆をしたときに、英国航空省はレーダー技術と迎撃機を組み合わせた防空体制の構築をしましたが、うまく機能しませんでした。ここの技術はOKだったが、うまく機能しない。「技術開発の研究」から「技術運用の研究」の重要性が再認識されました。
兵力 | マネジメント |
武器 | 生産技術 |
兵站 | ストラテジー、ロジスティクス |
さきほどの攻撃する技術を思い浮かべると「技術運用の研究Operational Research(OR)におけるシステムの定義」はこうなります。
1)全体として目的をもっている
2)2つ以上の要素から成り立っている
3)各要素は決められた機能を果たし、相互に依存する
2.システムズ・アプローチの定義
つまり、「システムズ・アプローチ」の定義は、「物事をつねに全体的に認識し、論理的意思決定によって問題を解決するという点にある。一般的にシステムズ・アプローチとはその手順、あるいは取り組み方を意味している。」となりますね。
3.戦略マネジメント=PDSA+SWOT
なじみのあるPDSAサイクルをにSWOT分析をいれて、戦略マネジメントに近づきましょう。分析を「経験や勘、度胸」で代用してはいけません。日本でいうPDCAは、海外ではPDSAサイクルといわれていて、Studyになるそうです。
6つのステップがあります。
1)組織の現在のミッション、ビジョン、戦略を確認する
2)外部環境を分析する(SWOT)
3)内部環境を分析する(SWOT)
4)戦略を体系的に組み立てる
5)戦略を実行する
6)結果を評価する
よって、戦略マネジメントの定義は、「戦略マネジメントとは、組織の長期にわたる業績を決定するもろもろの経営上の決断と行動のひとそろいである。1)戦略計画、2)実行、3)評価を包含する6つのステップで構成される(Robbins,Coulter:Management.2008)」
product out(こんなの作った)から、market in(その分野でどうか?)、そしてsociety in(社会にとってどうか?)。ものが作られ、品質保証が求められ、そして現場品質は、より川上に工程、設計、企画そのものに及ぶ。
システムズ・アプローチと戦略的マネジメントのために、歴史的経過、問題解決のための手順、そして分析の方法について整理をしました。
これから)MacBookAirは、11″の次期バージョンを待つことにした。13”か11”か?、これはなかなか難しく悩んだのですが、一番のポイントは「1台目なら13″」「2台目なら11″」だと思う。私の場合は、MacBookがiPhoneの母艦で、2代目として24時間持ち歩きたい。次のマイナーチェンジなら、バッテリー駆動時間とSSD容量が増えると思うので、欲しいレベルまでプロダクトが上がったところで購入しよ。
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