今年も新しい職員が、それぞれの配属先に迎え入れられています。看護師のオリエンテーションで、総看護部長のあいさつの後に「学びつづけられる看護師になるために」といタイトルで話をしてほしいとの依頼をいただきました。
教育担当の看護師長との前打ち合わせでは、課題意識を確認することにしました。看護部からのリクエストは、「離職せずに、まず1年間働きつづけてほしい」という思った通りの危機意識でした。
働く先を探すときには「やりがい」「労働条件」「人間関係」の3点が、主な決め手になるはずです。「労働条件」とは募集要項の通りですし、「やりがい」とは、自分で経験をしながら見出していくもの…。
とすると、働きはじめてから、理想とのイメージとのギャップに悩むとすれば「人間関係」に絞られそうです。そして、人間関係に悩むのは、何も新人に限ったことではありません。
では、どうすればいいのか…。
ここでは、コミュニケーションのとり方について、話しをすることにしました。コミュニケーションの種類を説明して、焦点は「相手」ではなく「自分」であり、「情報」のやり取りではなく「気持ち」に気づくことの大切さを、伝えました。トレーニングをするまでの時間はありませんでしたが、困ったときに、何かの手助けになったはずです。
もとねすメモ)このテーマは、ほぼ永遠にニーズがありますね。人間関係においても困難な状況から、救い出させてもらうのは、学ぶ姿勢だと思います。それは、自分自身に学びのプラットフォームを作り出すイメージのような気がします。
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