病院の職員が、病院と患者の間に立って、中立を保つ。そんなことは無理。だが、conflict managementをするメディエーターはその結果をだしているようだ。「こんな役割の人は、病院にいないと思った」、「私たちは先生に話を聞いてほしいだけ」、「医局にも伝えないと」と声があがる。
勤務体制の都合で学習会には参加できず、録画されたDVDからmp3変換して通勤時に勉強して、メモ。
1)メディエーションスキルとは、「対話」そのもの
スキルは対処的な関わりではなく、双方を信頼しつつ、本来の問題の原因を確認する作業だ。
2)いかに「相手」が満足いくように聴くか?
つねに「1:1対応」を心がける。大勢いても、1:1で患者の立場に立つ。そして見方もせず、敵にもならず、かつ進めていく「中立的な介入」。折衝というsession。
3)コンフリクト(もめごと・トラブル)の対処方法
カタカナばかりの医療用語が増える。そもそも、コンフリクトconflictって何よ?!。もめごと・トラブル、という押さえでいこう。
対処方法は、以下。大まかなフレームで。
1.回避avoidance
2.交渉negotiation
3.あっせん
4.調停mediation
5.仲裁arbitration
6.訴訟litlegation
7.闘争・戦争fight
SANYO デジタルボイスレコーダー「xacti」 (グレー) ICR-PS285RM(H)
- 出版社/メーカー: 三洋電機
- 発売日: 2007/03/10
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学習会や会話を録音をするには、この機器。
1.パソコンとUSB直接接続ができる
2.比較的安い。
3.エネループ単4電池1本で稼働。なんと、PCにさせばそのまま本体からも充電ができる
* オレンジレンジの領域
オレンジが1つのサンプルは、とてもわかりやすい。オレンジ一つしかなくて、姉と妹が2人とも欲しい。さて、あなたならどうするか?。
半分にするのが現実だ。どうしてオレンジが必要か?と聞けば、姉はマーマレードを作りたく、妹はジュースを作りたい。それならば、実と皮にわければいい。ここまでは聞ければ、「win-win」。
さらに姉と妹に話を聞くと、最近お母さんが忙しくて話ができていない。だから、マーマレードやジュースを作っていっしょに話をしたかった。これが「本当の理由エリア」。まさにオレンジレンジの領域だ。
コンフリクトマネジメントは、明日の私を信じることからはじまる、と思う。
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