「あなた方は、どちらへいらっしゃるんですか。」「どこまでも行くんです。」ジョバンニは、少しきまり悪そうに答えました。
「それはいいね。この汽車は、じっさい、どこまででも行きますぜ。」
(「銀河鉄道の夜」宮沢賢治)
さて、前回紹介をした脳学習の6つのTIPSについてつづき。
たった「6つのコツ」で、誰でもできる脳学習テキストの目次
http://d.hatena.ne.jp/MotoNesu/20111208/1323291706
もう一度目次を引用します。
1. Create a Safe Climate for Learning
2. Encourage a Growth Mind-set
3. Emphasize Feedback
4. Get Bodies and Brains in Gear
5. Start Early
6. Embrace the Power of Novelty
いいですね。
意欲的に学習をはじめるには、まず安全な環境をつくることから(1.Create a Safe Climate for Learning)。そして、賢さよりも、いかにチャレンジしたがを褒めて成長志向を奨励しましょう(2.Encourage a Growth Mind-set)。かならず、フィードバックもしましょう(3.Emphasize Feedback)。身体を動かすことは、脳の力をブーストさせます(4.Get Bodies and Brains in Gear)。遅すぎることはありませんが、はやい年齢から(5.Start Early)。そして、新規性のパワーを受け入れましょう(6.Embrace the Power of Novelty)。
新規性のパワーを受け入れる、って何でしょう?
新しい情報が発生したとき、脳はすぐにパターンを認識するモードに入ります。もしも、その情報がこれまでに遭遇した何かを思い起こさせるなら、私たちは、対応する方法を知っていることになるのです。しかし、もしも新しい情報が、”適合”していない場合に、既存の理解で何が起こるのでしょう?。このときに、脳は本当に興奮状態となるのです。脳は、単純に新しい情報として検出するのではありません。脳は、新規性(ノベルティ)を懇願しているのです。
( 6.Embrace the Power of Novelty の冒頭部分より)
WHEN WE ENCOUNTER NEW information, the brain quickly goes into pattern-recognition mode. If it reminds us of something we’ve encountered before, we know how to respond. But what happens when the new information doesn’t “fit” with existing understanding? That’s when the brain really gets excited. The brain doesn’t just detect new information ―it craves novelty.
なるほど、勉強になりますね!
気づき)
・経験的にも、この6つのTIPSは、正しいと思う
・来週の看護師主任研修でも紹介しよう
・さて、次のガイドも読もうかな?
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