「気に入った場所」と回数券

「いい場所だねー」

「また来ようね」

気に入った場所は、何度も訪問してみたいものです。何度も通ってしまったら、脳が慣れてきて、感動も薄れてしまうのでしょうか。

たとえば、箱根の山奥にある日帰り温泉、なかなか電車がこないけれども落ち着いた図書館がある中軽井沢駅、何もなくて目の前にただ海が広がる根府川駅、ランニングができて海も見られる幕張の日帰り温泉。

せっかく、自分がいいなと思った場所は、自分を支えてくれる場所になるかも知れません。そこで、ちょっとゆっくりしたら、合理的に思考しようとする仕事モードから、ちょっと自分も気が付かなかった発想もできるかも知れません。

で、具体的なアクションとしては、回数券を買ってしまう。回数券があれば、気兼ねなく通えますし、使用期限があるなら、なおさら意識して通えるかも知れませんね。

こういう場所には、わざわざ「この場所の何が自分を気に入らさせているのか」なんて、質問はしないで、ただただゆっくりした方がよいかも知れませんね。

文の記憶の中で、わたしは不快な存在になっているだろうけれど、なのに、それでも、文の心の中から消し去られるのは嫌だった。度し難いと思いながら、今日も問いを投げている。

流浪の月、凪良ゆう

 

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