通じない現実があるから

f:id:MotoNesu:20100902051535j:image

 佐伯晴子氏(東京SP会代表)の患者コミュニケーションの講義を受けた時のメモが、何度見直しても納得なので、紹介させていただきます。

1.医療にコミュニケーションが求められる理由=通じない現実がある。

*平成16年厚生白書

2.コミュニケーションのズレはどこから生じているか?

仮説1)情報は、言語と非言語から成る。非言語コミュニケーションは機能しているか?

1)気持ちは主に非言語で表現される2)医療者はどんな記号をだしているか?、3)言語メッセージと非言語メッセージが反するとき、非言語メッセージが本音だと私たちは解釈する

3.問診から医療面接へ

仮説2)医療主体で進めると、コミュニケーションは成立しない

協同作業の初回面接 = 1.大切にしてほしい(敬意)、2.話を聞いて欲しい(患者の語り)、3.正しく理解して欲しい(医学の切り口)、4.わかりやすい言葉で話して欲しい(共有)

手順1.患者さんの語りを最初に聞く、質問でさえぎらない、話を促す言葉を伝える

手順2.医療者側からの質問で、医学的な質を高める「そのことをもう少し教えていただけますか?」

手順3.メモをもとに情報共有できたか確認する

手順4.次はどうするか伝える(これからどうなるかわからないままでは、不安が増大)

すばらしい!

これから)職員面接2名、職場会議、感染委員会、管理会議、EBM箱根合宿の論文(案)を考えないとな、依頼をいただいていたEBMジャーナルの表題(案)も、自宅用ScanSnap1300を購入するか悩む、あ、理科大から来週からの長期実習で先生がいらっしゃるんだ、看護学校の国試対策のテキストとHIV針刺し事故時の説明文〆切だし、昨日の薬事委員会速報版も、9月なので8月月次提出、秋に導入するオーダリングの管理指導システムの打ち合わせ、ってTODOばかり。

こんなときSALTのAngelina Jolieならどうするんだろって思います。あ、ワンピース42巻を読もう。


D

(Visited 31 times, 1 visits today)

コメント

タイトルとURLをコピーしました