笑いつづけられるTEDのプレゼン

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 さて、シンポジストとして、どう25分間を話すか。半年以上も悩みました。PowerPointのファイルは、12回のやり直し。時間がかかるには理由があって、今回は自分のストーリーを軸に伝えるということが、お約束だからです。コンテンツのデリバリーが、目的ではありません。コンテンツは、自分自身ということです。

 私は、せっかくいただいたチャンスならば、
 相応のチャレンジをしようと、TEDを繰り返し視聴することにしました。

Ken Robinson: How schools kill creativity
ケン・ロビンソン「学校教育は創造性を殺してしまっている」

 このプレゼンから、気づくことが3つあります。
 1つは、聴衆がよく笑っています
(音声だけで聞くと、よりわかります)。
 2つめは、「やあみんな元気ですか?」と気楽にイントロをしながら、話題を定め、コアメッセージを伝えるまでに、たったの2分です。
 そして3つめは、おそらくTEDでは、出演者へ「自分のストーリーを軸に」とは講演依頼に書いていなくても、プレゼンをする環境について、いくつかの条件を出している、という推測です。その条件こそが、結果的に「自分のストーリーを軸に」という効果を生み出し、演者を引き立てる良質なプレゼンに仕立てていると思うのです。

 もちろん、私はTEDをやりに、学会のシンポジウムに参加するわけではありません。でも、いままでのプレゼンテーションを再構築して、チャレンジをしてみようと思うのです。

気づき)自分で自分に、よきプレッシャーを。






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