「まあいいか…っ」という口説き

　「まあいいか…っ」と言わせたら、それは口説きである。

　どうしても、OKしてほしい願いが１つ、あったとします。
　相手にOKをもらうために、みなさんは、どうしていますか？

　OKしてほしい願いについて、「もう、そうなったらさあっ！」と言わんばかりに、楽しそうな自分になってしまう。踊ってしまうくらい。相手は、どうしてそんなにあなたが、楽しそうに踊っているのか、理解できません。「何だかわからないけれど、いいかなと思って」と、つい相手に言わせたら、それは、口説きの王道だと思うのです。

　私たちは、固有の個性を持っています。それは、自分でも、おそらく感知できていない部分があるのかも知れない。そして、本人すら、感知できていないことほど、本質かも知れない。だから、踊ってしまうしか方法がなくて、そこに共感をもらえたなら、それはむしろ、正当な口説きだというわけです。

気づき）デレク・シヴァーズ 「社会運動はどうやって起こすか」を見ながら・・・

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