スタッフへの教育、子どもの習いごと、そして自己研鑽。どのタイミングで、手を差し伸べるのか?、みなさんは、迷う瞬間はありませんか?。
安土桃山時代から続くという深川神明宮の社務所で、ある小学校の校長先生から講話をいただく機会がありました。校長先生に「本人の自主性を尊重しながらも、どのタイミングで、手を差し伸べたらよいのか?」伺ってみました。
すると、禅の言葉にある「卒啄同時」を紹介してくださいました。
卵の中の雛鳥が殻を破ってまさに生まれ出ようとするとき、卵の殻を内側から雛がコツコツとつつくことを「卒」。ちょうどその時、親鳥が、外から殻をコツコツとつつくのを「啄」というそうです。雛鳥が内側からつつく「卒」と親鳥が外側からつつく「啄」とによって殻が破れて、中から雛鳥が出てくるのです。
チャンスと本人をつなげられる瞬間。
いかしたいものですね。
気づき)
本人の「コツコツ」と殻をつつく音を聞き逃さないように・・・
補足)
卒の文字は、「くちへん」がつくのが正しいようです。表示できないため、「卒」を使っています。
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