観ていない映画の感想を——「レンタル家族」から考えた絆と役割

「レンタル家族観た」と、高校時代の友人からLINEが届きました。 私自身はまだ観ていないのですが、話題作ということもあり「おー、話題の映画じゃん!」と返事をしました。

私のLINEには、たまに友人たちから「あの本読んだ?」「あの映画観た?」と連絡がきます。新しいエンタメには疎く出遅れがちなので、たいていは読んでいないし、観ていない。それでもとりあえず、会話を続けています。わたしを知る知り合いの興味関心は、わたしの興味関心でもあるから。

「レンタル家族」という言葉から推測して、 「冠婚葬祭や学校行事、彼氏彼女の紹介とか、世間で求められる『家族の役割』ってあるから、家族代行のニーズってそれなりにありそうだよね」 と返信してみました。

すると友人から、 「絆は家族だけでできるものではない」 と、一言短い返信が届きました。

なるほどなぁ、と深く納得させられました。 確かに、与えられた役割を一生懸命果たそうとする関係性のなかでこそ、そこに新しい「絆」が生まれるのかもしれません。

そう考えるとポイントは、「なぜ人は家族代行を依頼するのか」「誰の幸せのために依頼するのか」ということです。 代行を頼む背景にある想いを見つめることは、私たちが普段、実際の家族に期待していることや「家族だから当然」と思っている役割を見直すきっかけにもなるのではないか。

「いい映画じゃん!」

まだ観ていない映画ですが、友人とのやり取りのおかげで、またひとつ面白い問いに出会えました。

もっともいい学習方法も「自分の言葉でメモをとること」したがって、最も成功している学習法が、自分の言葉で説明すること(エラボレーション)であるのは、驚くには当たりません。

メモをとれば財産になる、ズンク・アーレンス、2024

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