「消毒剤の評価が、日本は低い。」
先週の結婚式で、製薬会社の新郎側役員の方がおっしゃっていた。たしかに、日本は消毒剤の種類が少なく、また適正使用についても課題が残る。そもそものOSHA国際労働安全衛生センターの取り組みなどをみると、まだまだ課題があることに気がつかされる。
と、思っていたら、アポイントなしに、別の製薬会社の開発研究者の方から、面会の申し入れ。
「何でしょう?」と伺うと、「新しい消毒剤の商品開発に、何かコメントをほしい」とのこと。まだ医学書院で出版した「感染対策マニュアル」の名残だろうか。
・消毒剤のスペクトルに色分けされたラインナップ
・泡型の速乾式エタノール手指消毒剤
・ハーブやアロエなどの含有された手指消毒剤(すでに海外でpurellで発売済み)
・できるだけアルコール分の低濃度な手指消毒剤(手荒れ防止のため)
次世代の消毒剤について、いくつもコメントをさせていただきながら、研究開発のロマンに思いを馳せた。泡型のエタノール消毒剤、待ってますよ。そのときには、製品の差別化を図る臨床試験を試みてみたいものです。
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