何もしない休日

　「鼻水が止まらないねぇ」というので、せっかくの祝日は、予定をすべてキャンセルして自宅待機になりました。手の込んだ朝ごはんを作って、雛人形を出して、放っておいたクローゼットを片付けながら、洗濯を２回する。

　仕事もしない、アクティブなプライベートの企画もない、ただの休日というのは、つらいものだという思いは高まる一方でした。ランチには、手作りでピザを焼いて、クローゼットの片付けも終わりかけたころ、いよいよ、この家でやることがなくなってしまいました。

　同時に、「何かやりたい」という自分の内圧が高まっていったようです。10分でも時間があれば、ブログ記事をアップしたい、論文を読みたい、など、あれこれ思いがめぐります。平日にはあれほど欲しかった「休みたい気持ち」は、たった半日で「やりたい気持ち」に裏返りました。それも、半日家でじっとしていたおかげ。

　ハフィントン・ポストに「実はモチベーションと生産性が低い日本人――理由はこれだ」という記事がありました。ふだん忙しいなら、１日じーっと家にいたら少しは回復するかも知れませんね。

もとねすメモ）休日のスキマ時間に、iPhoneで書いた記事。iPhoneから記事をアップする日も近いか…