- 作者: リチャード・P.ファインマン,Richard P. Feynman,大貫昌子,江沢洋
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ファインマンさんがご存命なら、こんな講演をするのだろうな!というものすごいメッセージの数々。エピソードは、どれもすごい。わかっていることのつながりなのに、途中でミラクルがおこるのだ。知識って、こうやって使うのか、と感心してしまう。博士の愛した数式の挨拶『「君の靴のサイズはいくつかね?」。深津絵里さん演じる家政婦が「24です」と答えると「実に潔い数字だ。4の階乗だ」』「家政婦が「24です」と答えると「実に潔い数字だ。4の階乗だ」といったを思い出してしまう。
しかし、天才科学者が考えることを止めたとき、どうなるか。
(爆弾への招待)
僕が道徳に背くと思われるようなことをしたとしたら、それはこの計画に参加したときのそもそもの理由を、思い出さなかったことだろう。ドイツが負けてその理由がなくなったとき、そんなことは念頭にも浮かばなかったんだ。僕は考えることを止めていたんだな。
そのことを記してくれたことが、警鐘。
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