余暇は洋書を愉しめたらいい、と計画しているのですが、急に読めるようになるはずもなく、いまできることを楽しく続けたいと思っています。
iPhoneにはいっているamazonのKindleアプリを使用しはじめて、おどろく体験をしました。
・Kindle版は安い!(円高も追い風)
・iPhone、iPadで「しおり」が自動的に連携する
・公開されている他人のマーカーが表示される(重点やメモ)
・オックスフォード英英辞典と連携して、単語の意味がワンタッチで表示される(これはアプリで英英辞典を購入していたから自動でダウンロードされたのでしょうか?)
茂木健一郎流「英語の学習法」がtwitterで、つぶやかれて注目をあびているようです。ちょっと長いですが引用させていただきます。
英語(1)読む力、書く力、話す力は、それをした時間で単調増加する。今までの生涯で、果たしてトータルどれくらい読み、書き、話してきたか
英語(2)読む、書く、話すが「ぶつ切れ」ではいけない。たとえば、ペーパーテストの設問とか、日本語混じりの翻訳とか、辞書を引くとか、そのようなノイズが入らない、純粋な「英語の時間」がどれくらい継続するか。
英語(3)さまざま用例のエピソード記憶が蓄積されることで、脳が意味記憶を編集する。決して、意味が辞書のように天下り的に与えられるのではない。
英語(4)ひたすら、大量の英語を読み、書き、話すことによって意味記憶を支えるエピソード記憶の層を厚くするしかない。
英語(5)書く時、話すことは、リアルタイムで単語を出力するいわば「演奏」。ミスタッチもあるが、気にしないで続ける。そのうち、ミスタッチが減ってくる。
英語(6)文法や用法のミスを気にして表現しないよりは、少々間違っても表現する方が良い。その点、英語の検定試験ばかり気にするのは害が大きい。
英語(7)英検、国連英検、TOEICなどは、ほんの初歩に過ぎぬ。英語の宇宙は、その先に無限に広がっている。
英語(8)学習者向けの、つまらぬ英文を読むな。本物の、魅了ある英文を読め。英語学習を、くだらぬ点取りゲームにしているのは誰か。そんなものは無視しろ。
英語(9)とにかく辞書なしで、ペーパーバック一冊を読め。最初は頭の中のボルトとナットが油ぎれでぎいぎいいって苦しいが、そのうちすっと回るようになる。
英語(10)大切なのはベストエフォート方式。結果だとか、正しいか正しくないかなどと気にせずに、その現場現場でベストエフォートを継続せよ。
ごめん、(8)飛ばしたからこれから書く。
英語(8)翻訳文化から脱せよ。考える時も読む時も、話す時も書く時も、一切日本語を介在させるな。
英語(11)遅く始めても修得できる。Joseph Conradは、20歳を過ぎてから初めて英語という言語に接した。それから修得して、英語の小説を書いた。代表作Heart of darkness(映画『地獄の黙示録』の原作)は、英文学史に残る傑作となった。
これから)研究日、昨日テキストを読み直し「現場で不足していることや不満から」からテーマを考える
コメント