MS-DOS時代からWindowsを使い続けてきた私が、Macを使うことに躊躇した理由の一つは、エディタでした。超整理法の野口悠紀雄さんや、麻酔医の諏訪邦夫さんの著書を拝見すると、エディタが生産的な仕事をするのに重要なツールであることがよくわかります。
20年前くらいのデバイスは、スペックが低かったため、軽量なエディタが威力を発揮したのです。たとえば、Grep検索をすれば、すべてのテキストファイルを検索して、タグジャンプでお目当ての文章に一発でたどり着きます。しかも、エディタで作成したファイルは、装飾のないテキスト(.txt)なので、超軽量。文章を書くことだけに集中できる時代でした。
さて、Macを使いはじめたころには、いくつかのエディタを使用したのですが、どれも「装飾」できる機能がついていて、不便でした。テキストだけを高速入力したいと思っていたところ見つけたのが、この「CotEditor」です。もともとはプログラミングのためのアプリのようですが、シンタックスでPlain Textを選び、エンコーディングに日本語(Shift JIS)を選択するば、ふつうのエディだとして使えます。文字数も、ファイル容量も常に表示されていますので、文章を書くには十分です。
検索機能も充実してますし、ver2.0のベータ版もリリースされましたので、今後の正統な進歩が楽しみなアプリです。
CotEditor
http://coteditor.github.io/
もとねすメモ)デザインや装飾はプロにお任せして、文章作成に専念しましょう。
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