「在る」だけでも個性でしょう


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 ぶうと云いって汽船がとまると、艀が岸を離はなれて、漕ぎ寄せて来た。

 船頭は真っ裸に赤ふんどしをしめている。

 野蛮な所だ。

(「坊ちゃん」夏目漱石)

 ある日、女の子(たぶん4歳くらい)に「未来ってなに?」と聞いたら、「みらいって、これからひとがいきていくばしょのことよ」と答えてくれたことが、今でもすごく衝撃的で、それからというもの、私も「自分の知っている言葉で説明をする勝負」をしています。自分とは付き合いの浅い抽象的な言葉やカタカナに逃げない。

やりだす前のワーク「それって、なに?」とまず自分に聞いてみる

http://d.hatena.ne.jp/MotoNesu/20120712/1342049086

 で。

 先週のスタッフの問いかけのつづき。

「人の生き方は、その人の時間の使い方に現れる。時間の使い方は習慣そのものだし、習慣を決めるのは性格だ。私とスタッフは、ちがう。」などと、少々かっちょいいことを書いてしまいました。

 では、生き方を決める「性格」って何か?、という問い。

 もっといえば、性格は個性と違うのか、同じなのか。

<個性とは>人のパーソナルのことで、おおよそ標準とされている範囲を逸脱したもの

<性格とは>個性にもとづく、その人の好き嫌いや興味関心のこと

 どうでしょう?

 ちがうかな・・・

 ちがうなっ。というのも、個性は範囲を逸脱しなくても、そのなかに「在る」だけでも個性ですから。何もすごいことをやったり、すんごい悪行をしてインパクトがあることが個性ではないから。個性的というときには、インパクトがつく感じがする。でも個性って、そうじゃなくて「在る」だけでも個性でしょう。むしろ「唯一無二」の自分という意味で、ユニーク(unique)な存在であることだ。

 ほら、カタカナ使っちゃってるし。ルール違反。

 個性か。

気づき)

 ・「個性だせっ」っていわれるけれど、あれってツラいですよね。

 ・当たり前のことが、何なのか仮説を作る

 ・「在る」だけでもユニークな「個性」を作っているもとは何か?

坊っちゃん (角川文庫)

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