戦後薬害問題の研究

戦後薬害問題の研究

 「この本はもう絶版。君が薬害をやるというなら、進呈するよ。」

 1995年新入薬剤師だったわたしは、薬害エイズの支援をしていた。古びていたが、しっかりとしたハードカバーで著書は確か京大の薬学部出身の方だ。これまでの薬害が一定の形式でていねいに紹介され、化学式と図表が豊富だった。整理整頓しなおす必要がなく、MECEなまま理解できるありがたい。そして、冷静でありながら、批判的な前向きさが一貫している。

 のちにわたしの職場にすばらしいベテラン薬剤師が、関西から異動されてきた。聞くとこの著書は友人だという。

 そのときに何かの遺志がわたしに継がれている予感がした。

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カテゴリー: 薬害

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