「モデル化」で学生も教師も自分から気がつくこと

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(四国大学 看護学部看護学科1年生)

人類は小さな球の上で

眠り起きそして働き

ときどき火星に仲間を欲しがったりする

『二十億光年の孤独』、谷川俊太郎

 シンクタンク未来教育プロジェクトのファシリテーターとして、四国大学へ。生涯2度目の徳島の空港は、「徳島阿波踊り空港」として、私を迎え入れてくれました。最終便でリムジンバスでJR徳島駅にアクセスすると、鈴木敏恵先生が迎えてくれました。

 そして、ホテルロビーにて、ものの2秒で打ち合わせのはじまりです。

 私がなぜ、鈴木敏恵先生にアクセスしているかというと、学びの方法はもちろん、「シンクタンク未来教育ビジョン」が目指そうとしているこれからを掴もうとしているからです。「あるべき姿として、直感しているから」というのが正しいかも知れません。その実践として、全国をラウンドさせていただく機会をいただき、感謝をしています。

1.接し方次第で学生は変化する

 学生の名前を聞き、講師も自己紹介をする。当たり前の人と人が「よろしくお願いします」でコネクトすることが、学びのスタート。はやく会場についた学生には、手伝いをしてもらいながら、意見をもらう。「あなたの学びに必要なことは、あなた自身」であることに、気がつくように接する。スタートからはじまっている。

2.答えやすい大きな質問から、具体的な質問へ

 できあがったプロジェクトの発表をどう評価するのか?。それを決めるのは、学生自身。だから、コーチングメッセージは「どうして・・・を書いたの?」、「具体的にいうと?」、「・・・するには、何がオススメ?」とたずねる。学生は質問に考えながら、自分たちの提案を俯瞰し、何が価値なのか、自分で気がつく。

3.学生と先生が日常の講義を俯瞰する

 「授業が難しい」、「覚えるのがたいへん」、「資料が多い」という学生のコメントがでたら、チャンス!。先生の出番だ。学生はその現状をもとに、どうすれば解決できるか提案をしているのだから、それに先生自らがメッセージをすることで、提案はさらに確信的に補強される。先生もうれしいし、学生もやっぱりそうなのだ、とにっこり。

気づき)

 ・その気持ちに、最初に近づく

 ・参加者を学びの真ん中に

 ・気がつくことのくりかえし

二十億光年の孤独

二十億光年の孤独

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