受け入れるための静寂

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(MotoNesu Original)

 愛は技術だろうか。技術だとしたら、知識と努力が必要だ。それとも、愛は1つの快感であり、それを経験するかどうかは運の問題で、運がよければそこに「落ちる」ようなものだろうか。

(『愛するということ』エーリッヒ・フロム)

 ときにこわれて、ときにつながる。コミュニケーションのやりとりも、こわれて、つながる。思考が言語化され、他者からコメントをもらう。ときに、こわれることがある。違いこそ歓迎で、こわれたらラッキー。しばらくすると、他者のメッセージも受け入れながら、1つの自分がまた歩きだしている。

 ときに時間が必要。あえて判断を保留しながら、対話をしたい。即時即答はマネジメントの基本。しかし、時間をかけてお互いを知り、テーマについて語った関係が満たされたときに、期待される結果をもたらすのだろう。

 ときに静的、ときに動的。セイフティ・ベース(安全地帯)があるから、冒険ができる。半分は予定通りで、残り半分は予定外くらいがいい。話すことも、半分は決めておいて、残りはその場で出会う言葉を楽しみにした方がいい。

気づき)

 ・受け入れるための静寂、リフレクション

 ・静寂とともに、クラシックミュージックが欲しくなるときがある

 ・Be Here Now

愛するということ

愛するということ

第1章 愛は技術か

第2章 愛の理論

1 愛、それは人間の実存の問題にたいする答え

2 親子の愛

3 愛の対象

 a 兄弟愛 b 母性愛 c 異性愛 d 自己愛 e 神への愛

第3章 愛と現代西洋社会におけるその崩壊

第4章 愛の習練

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