なかよし

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 以前の職場には、「なかよし」というシステムがありました。これは、職場のお茶代を各自が払うことで、コーヒー豆や茶葉、実習学生さんいケーキをふるまうことができるようになる職場単位の積立交際費のようなものです。
 積立金額は、1ヶ月1,000円くらい。積み立てた資産が巨額(?)になると、担当が「今月は500円でいいです」とアナウンスをしてくれます。一方で、支払いが滞ると催促もされます。

 職場長だった私は、ちゃんとした担当として業務基準にして、オリエンテーションでもアナウンスする?と聞いたところ、職場からは、ルール化しないでよいとの返事でした。

 察するに、それにはネーミングが理由を物語っているようです。「なかよし」というのは、その文言のとおり、仲が良いことを意味します。
 職場では、いろいろあっても、お茶でも飲んでちょっとゆっくりしようよ、という仲が保てる関係くらいは、ルールではなく自分たちでゆるやかに作りたいという気持ちが職員たちにあったのかも知れません。

 「なかよし払った?」と聞かれると、どきっとしますが、それなら、気持よく払おうとも思えます。いいシステムだったなぁ。

もとねすメモ)なかよし。平仮名だったかな。

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