教えることのデザインを見直そう「インタラクティブ・ティーチング」

JMOOC

(JMOOCのホームページより)

 無料オンライン授業で、「インタラクティブ・ティーチング」を勉強しましたよ。3ヶ月の講義を修了し、試験もパスしているので、手違いがなければ修了証もいただけるはず…

 なにより、ほぼ独学で勉強してきた「教授の手法」が、整理できたことはとてもうれしい。もちろんポートフォリオとプロジェクト学習の実践でも、役に立ちそう…。

 次に、私が講義をするときには、こんな感じにしようかな、と思っています。

 まず、ガニエの9教授事象を踏まえて、導入・展開・まとめの順番で講義を展開する。次に、講義の途中では、質問を投げかけて「think-pair-share」の手法で、意見交換の前に、自分で考える時間を確保してもらい、自分の意見を持って議論への主体的参加を促す。また、期待されるパフォーマンスは、ルーブリックを事前に提示することで評価軸を可視化しておきます。グループ発表は、「ポスターツアー」で参加者一人一人に活躍してもらう。
 さらに、レクチャーをする前の準備段階で、ADDIEモデルにもとづいてデザインシートを活用して、授業計画の構造的可視化をする。シリーズで講義をするなら、シラバスも作成しておく。コンテンツの各回ごとの予定、参加者に到達してほしいレベルと評価方法を、事前に確認することもできるし、講習後に評価をする(close the loop)ことで、次回への改善を反映させる。

 というイメージができているのが、「インタラクティブ・ティーチング」を受講した私の成果です。
 東京大学中原淳先生、ほか先生方、およびJMOOC関係者の皆様に感謝申し上げます。

もとねすメモ)「インタラクティブ・ティーチング」の配信サービス(動画・字幕・ダウンロード資料の公開)は、3月13日(金)15:00までのようです。





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