プロジェクト学習のイチブとゼンブ

イチブトゼンブ/DIVE

イチブトゼンブ/DIVE

「アナタは私のほんのイチブしか知らない」

勝ち誇るように笑われても それほどイヤじゃないよ

 意志ある学び。

 職員が心から自ら学びはじめたら、もっといい医療になる。プロジェクト学習について2日間の初級コースがあるとのことで、さっそく参加。→平成21年度未来教育プロジェクト学習集中講座(初級1コース)、2009年08月21日[金]~22日[土]。

1.なりたい自分(目標)といまの自分(現状)の差分が、(課題)

 3~6ヶ月くらいの短い期間で、なりたい自分のゴールを決める。そのときに、こうあったらいいのにな、という願いをだしておく。願いは大きなサイズ、ゴールは自分だけの小さなサイズというイメージ。そして、その差分が課題。

2.ここでは、(  )を学習します。なぜ、これを学習するのか(  )。

 願いは大きなサイズだから、まずおおざっぱな「題材」を決める。なぜ、これを勉強するのか。気持ちを確認して、そのことについて、まず自分に聞く。10個も20個も、気がついたことを箇条書きにする。家族や友人にも聞いて、ベクトルを広げる。この時間がいちばん苦しい。しかし、私はこの時間で花開いた。

 日頃、ゴールに向かって進んでいると思っていても、何か足りない。このワークシートの作業で、そもそもの問題にはいろいろな価値観や、つながりがあって、自分はどのポジションをやろうとしていて、何が重要なのか、考えるようになった。

3.評価は、そうあってほしいベストを決め、そことくらべて評価する。

 ゴールも決めて、計画もたてて、じゃ、やりましょう。で、終わりにしない。たいがいはここで野放しにされる。しかし、プロジェクト学習の目的は、成果の出来具合ではなく、成果ができるまでのプロセスの評価。だから、プロセスごとに、調べ方、関わり方、考え方のベストを評価者の自分の言葉で書いておく。研修者同士の出来で比べない。あるべき学習方法に対して、くらべてどうなのかフィードバップする。

 プロセスに対して、構造的であること。

 “シルク・ドゥ・ソレイユ”の最高傑作corteoの俳優さんがこう言う。”The aim is bo be the most relaxed person on stage.” ステージで目指す境地はいちばんリラックスした状態であること。リラックスした自由が、もっとも表現力を豊かにし、シナリオや脚本を超えた演技を観客と交わし、感動に導くのだと思う。

 鈴木先生の講義は、ライブ。身振り手振り、そしてそのときの先生の言葉で、伝えようとする必死さが、私にも伝わってきた。今年のなかで、いちばんの講義だった。

 →ネットでも視聴できます

(スペシャルメモ)

・意志ある学び=(プロジェクト学習:全体知)+(ポートフォリオ:俯瞰)

・大きなビジョンのために、小さな明確なゴール=(何のために、何をやるのか)

・全体イメージ(予想できる、不安がない)

・「価値」を感じる

・見えない知は萎える(→成果や、成長の可視化)

・主体性とは「いい人生だったね」といえること

・感情と知を動かす(=愛すること+考えること)→個人+社会

・知は、自分でもぎとる(青果=成果)

・学習は孤高。沈黙の時間が大切。

・competency=獲得した知を活かす力。一度乗れればずっと乗れる(自転車と同じ)

↓研修医向けテキスト。医学書院より、看護向けが今年発行されるらしい。薬剤師向けもほしいところ。

ポートフォリオ評価とコーチング手法―臨床研修・臨床実習の成功戦略!

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自分が好きになる 自信がわく 願いがかなう 夢ファイル

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↓今回使用したシートと解説書

私に一番有効だったコーチングメッセージ

それ、ゼンブできるの?

すべて何かのイチブってことに

僕らは気づかない

愛しい理由を 見つけたのなら

もう失わないで

愛しぬけるポイントがひとつありゃいいのに

それだけでいいのに

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