godiva

もっとはやく読んでおけばよかった。
女性とうまくやっていかなければ、プライベートも仕事も成り立たない。実は男性自身の力量よりも、女性たちといかにやっていけるかが、チームのパフォーマンスを決めるカギになると私は思っている。

そして、女性たちとどうやっていくか、というテーマに難点があるとすれば、それは「女の機嫌の直し方」に尽きるだろう。

世界のことと、世界と自分の距離を考えて、課題解決に邁進している男性ほど、女性のことがわからなくなる。どんなに重要な案件でも、女性の機嫌が悪かったら、前に進まなくなることに気づかないのだ。

黒川伊保子「女の機嫌の直し方」によれば、どうも、女性は「身を守る」ことを、最優先にするらしい。不快な経験は避けたいし、目の前の変化は少しも逃したくない。となると、たしかに「通勤途中で転びそうになった」経験は重要なリスク情報だし、デートのときに目の前の私ではなく遠くを見る男性は自分に気がないと思ってしまう。「気持ちがよい」「心地よい」「安心できる」ことには、とことんこだわりたくなる理由にも合点がいく。

きわめつけは、女性の根拠なき直感は、かなり当たることの解説だ。男性には見えないレベルで、なおかつ本人も無意識で説明できないけれども、因果をつかんでいる。こういう場面に出くわすと「女性って、すごいなぁ」と笑ってしまう。理屈抜きに正解を言い当てるからだ。理屈ばかりで、本心を見失う男性より、ずっといい。

女性を大切にしたいけれど、うまくいかない。
そう思っている男性には、良い一冊です。
もとねすメモ)女性が機嫌を損ねるには理由があり、なのです。

「僕は、悲しい」と言えるのは、きっと、彼らが自らの冒険の旅に出て、自分を探しあてたあとなのだろう。「自分」より「世界」に意識が行く男性脳は、「自分の気持ち」が語れるようになって、一人前なのである。逆に、女は自分はこう思うを吞み込めるようになって一人前。男性脳と女性脳は、大人になるすべさえも真逆なのである。

(黒川伊保子「女の機嫌の直し方」)

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カテゴリー: Books

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