音声認識は実用レベル【Sierra】いつの間にか…

kinugawa

 macOSをSierraにバージョンアップをしてみました。たとえ不具合があっても、いつかは更新作業をするのだから、それと気がついたときに済ませておいたほうが良さそうですので。

 30分くらいかかって再起動をすると、いつもとさして変わりがありません。何が新しくなったのか、Appleのホームページを見てみると、音声認識をするバーチャルなアシスタントアプリのSiriが、Macでも使えるようになったとのこと。

 どれどれ…。「明日の天気は?」「松任谷由実を聞きたい」「ここから、大阪城ホールまでの行き方は?」。おーっ。どれも見事に、応答してくれます。

 アプリの仕組みはわかりませんが、この応答までのステップは、1)音声認識、2)リクエストされた内容をアクションが可能な命令に変換する、3)命令の実行の三段階でしょう。なかでも、いちばんに私が驚いたのは、音声認識の正確さです。

 Macで音声認識だけをする方法は、fnキーをダブルでクリックすればよいようです。小声で早口で話しかけても、ほぼ正確な日本語が入力されています。すごい!。遅いタイピングよりも、ずっとはやくて正確です。実用レベル。

 手入力で文章を書いたことも、これからは、しゃべることで文章を作成できるのですね。手作業で組み立てる文章との違いも楽しめそうです。
 iPhoneでも同様のことができますので、たとえば、Macのキーボードで単純作業を進めながら、iPhoneに話しかけながら文章が書けるのです。

 音声認識という1つの技術の向上を目の当たりにして、それとなく示された未来を見た気がしました。

もとねすメモ)implicit=暗黙の、それとなく示された。explicit=明白な、はっきりと示された。

コンビニで働いていると、そこで働いているということを見下されることが、よくある。興味深いので私は見下している人の顔を見るのが、わりと好きだった。あ、人間だという感じがするのだ。
(村田沙耶香『コンビニ人間』)

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