左手の腱鞘炎で不自由さから思い知らされる【私たちは、インプットとアウトプットの、アンバランスを生きている。】山田ズーニー

tomioka

 アンケートの入力を100名分くらいまとめてやったら、左手首が腱鞘炎になってしまいました。キーボード入力をすると、イヤーな痛みが…。

 これでは、仕事になりません。湿布を貼り、手首と腕のストレッチをまめにやって、肘は90度になるように机と椅子の高さを調整しました。さらに、手首にバンド、アームレストもこれから、準備しようかと。

 ま、痛みがでない程度に、左手を使う作業は、少なめに。となると、できることは、限られます。右手だけでは、ログを読むことくらいしかできない。でもキー入力は、iPhoneでフリックだけなんて、仕事になりません。

私たちは、インプットとアウトプットの、
アンバランスを生きている。

(山田ズーニー「おとなの小論文教室。」ほぼ日刊イトイ新聞)

 多くのことをインプットしてきても、それはちゃんとアウトプットできるか、わかりません。情報を読み込んで思考をしていても、アウトプットができるない不自由さは、うまくいかなかった数々のシーンを想像させてくれます。

・練習では泳げたのに、検定試験で25mが泳げなかったとき。
・本当は「ごめんね」と言いたかったのに、言い出せずにサヨナラしたとき。
・熱心に準備したけれども、作られなかったレシピ。

 届かなかった、届けられなかったアウトプットたちに、次の機会はあるのだろうか。
 インプットとアウトプットのアンバランスって、切なさですね。

もとねすメモ)インプットとアウトプットって、綺麗な相関ではないのだろうな。

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