医療経営におけるセオリーとは何なのだろう


river

科学というのは、同じ事象が再現できて、
はじめて成立するものです。
ある条件でくり返せるからこそ、
実験によって検証、分析できる。
それが、科学なのです。
 
一方、ビジネスやテクノロジーの歴史は、
厳格な意味での科学ではありません。
ビジネスにおいても、テクノロジーにおいても、
その歴史における一瞬一瞬というのは
もう二度とは起こらない、
ただ一度しか起こらないことだからです。
ほぼ日刊イトイ新聞「賛成する人がいない、大切な真実とはなにか」より)

 ながらく薬剤師として薬物療法にアプローチしてきた手法は、データや研究をもとに、治療の選択をしたり、副作用の回避を試みてきたことです。標準治療やガイドラインを吟味しながら、科学という手法を使ってきました。

 一方で、提供する医療を中長期的に検証することは、科学というよりも、ビジネスに近いと思います。それは、科学のように再現性が保証されるものではないからでしょう。厚生労働省の政策と変化する地域の動態を読み解きながら、限りある人的資源と経営的な体力で、未来に確実な結果をもたらす方針を決めることは、至難の業です。

 しかし、再現性が保証されるものではないとしても、過去の教訓や思考フレームが、多少なりとも役に立つのなら、それはたいへん有難いことだと思うのです。98%が未知であっても、2%でも確かなセオリーが存在するなら、戦略の作り方はだいぶ変わるからです。

 医療経営におけるセオリーって、何なのでしょう。
 医療経営におけるセオリーって、そもそもあるのでしょうか。
 というのが、ここ数ヶ月の問いです。

もとねすメモ)そろそろ、なおかつ、スピーディにキャッチアップしないと仕事にならない。

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