water melon

 職場責任者をしていたころのことです。職場づくりやスタッフの育成に、私は負担を感じていました。

 ある日、事務長といっしょに食事をする機会がありました。立場をわきまえつつも、可能な限り自分を曲げ伸ばししながらディスカッションできる時間というのは、貴重なものです。
 一通り私の報告を終えたころ、同時に食事も終わり、「あーーーっ、現場がうらやましい。楽しそうだっ!」ともらしました。私は、へっ?、と思いながら、この言葉は飲み込まずに、私の口の中においておきました。大切なあめ玉のように、かじることも、飲み込むこともせずに。

 こんなに大変な現場がうらやましいって、どういうこと?

 現場は、本当にたいへんです。朝は元気よくおはようを言い、病院の朝ミーティングで学生をフォローしながら紹介をし、昼の職責者会議までに決裁事項を整理して、起案書を書きながらおにぎり1個食べて、午後に大学の先生方と面談、スタッフの深刻な相談を聞く。そのままヨルまで会議が3つくらいつづく。
 デスクで事務作業をする時間はなくとも、展望を思案する時間の確保でせいいっぱいなのです。

 ところが。「現場がうらやましい」と100%肯定的にいわれると、たいへんさ80%と、たまにいいこと20%だった現場は、実は、困難さもふくめて、仕事環境としてうらやましい100%なのかも知れない。
 だって、毎日、取り組むべき課題があるのですから。それは、組織にとって本質的な課題を問うものだったり、新人の基本的なスキルのことだったり、そもそも読み込む能力が、こちらには、求められている。たいへんやりがいのあるポジション。

 さて、今日も一日を過ごしましょう。

もとねすメモ)やっぱりランチミーティングって、いいかも。





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カテゴリー: Diary

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